Party is like a box of chocolates!
これは自分の中では記念すべきと言ってよいかな、6年くらい前にDJを所謂ノリで始めてから半年後ぐらいのミックスです。
当時ダンクラにハマっていた頃に作ったもので、今思うとこういうダンスクラッシックがお好みな方には超王道な選曲のミックスだと思うんですけど、22歳くらいの時は恥ずかしながら「俺、知ってんぜ〜」みたいな感じでやってました。
良い機会なので、自分がDJを始めた頃の思い出を振り返ってみます。
高校時代からの友人に誘われて行った僕にとっては特別なパーティーがありました。
それは横浜長者町にあったBAR MOVEというクラブで毎月第2金曜日に行われていた「HEY MR.MELODY 」通称「ミスメロ」というイベント。
ミスメロはラッパーの”やけのはら”さん”やミスターメロディー”さん”タカラダミチノブ”さんが中心となって行っていた10年以上続いていたパーティーで、毎月今その時旬なアーティストが呼ばれていました。そこからPan Pacific Playa界隈の音楽とか一十三十一とかを知った訳で、こうした日本の当時のサブカルチャーな音楽にどっぷり浸かってしまうキッカケとなったことは間違いありません。
大学生の頃、ある意味ミスメロに憧れて、渋谷の宇田川町にあるROOTSというクラブで仲の良かった横浜出身の3人組で約二年間毎月「LOVE FOR 5」(横浜の市外局番が045からきています)というイベントやっていました。
毎月続けるというのは大変で、満員御礼!!ということもあれば、集客6人アパーーーーみたいなこともあって、朝方パーティーが終わった後2時間反省会したりしてました。夏には江ノ島でやけのはらさんをお呼びしてビーチパーティができたり、KANDYTOWNの菊丸くんやIOくんに出演していただりと、その頃をただ漠然と「あぁ、楽しかったなぁ」としみじみ感じます。
話が逸れましたがミスメロの毎月、10年以上というのは本当に大変なことだと思いますし、尊敬してもしきれません。今でこそ本当にたまにですが、やけのはらさんと一緒に出演できる機会を頂いたり、当初の自分からすればとても幸せなことだと思います。
このミックスはそんな20代の最初の頃に録音したものです。
80’sのダンスクラッシックな選曲に突然ジャネットジャクソンが現れたりと時代感無視の違和感ありまくりなのですが、つなぎに関して言えば結構キレイで悪くないかなーと思っています。それと至極個人的な話なのですが自分のDJのベースにはこのミックスに選んでいるような曲があるんじゃないかなぁと。その意味で思い出深く、大切なミックスですね。
今でこそミックスにはある程度テーマとこだわりを持って作っているのですが、これに関して初めてちゃんと作ったミックスなのでループとかエコーとか使ってみたりキーに違和感のないようにとか、全体の雰囲気は大切にはしているものの、テーマとかメッセージ性とかそういうのは完全無視です。(自分なりのMIX論はどこかで文章にしたいなと思ってます。)
「Party is like a box of chocolates!」というのはミックスの題名は
“Life is like a box of chocolates.
You never know what you're gonna get until you open it up.”
「人生はチョコレートの箱のようなもの。
開けてみるまで中身はわからない。」
という映画『フォレスト・ガンプ(Forrest Gump)』に出てくるフレーズをもじったもので、「パーティは何が起きるかわからない」的な意味でテキトーにつけた題名です。
あんまり陽の目を見ないミックスですが、一発録りにしてはなかなか良いんじゃないかと思いますので、お暇があれば聴いてもらいたいなぁと思います。
では最後に今ではレア盤となった2012年夏にリリースのHEY MR.MELOD開催10周年を迎えた記念作品7inchをご紹介して思い出の振り返りを終わりにしたいと思います。もし見つけたら即買い推奨です!
7インチ「HEY MR.MELODY 10TH ANNIVERSARY RECORD」
収録曲
A1 YAKENOHARA「Yokohama Disco Boogie」
B1 TAKARADA MICHINOBU「Walk Away From Dub」
B2 Mr.MELODY「Mr.Melody」
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