【MIX】Add a spoonful of sugar to my life!【Jpop】

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「Add a spoonful of sugar to my life!」

みんな、げんき?
こういう状況の中でなかなかみんなとお会いできていない気がしています。クラブにも行けないし、みんなでわーぎゃー騒ぐこともないし、僕は比較的おとなしく過ごしています。そんなわけで、新しいJpopのミックスを作りました。

最近、会社に向かう電車の中でYouTubeを見ることが多いのですが、たまーに「何この曲、めっちゃ良い」っていうのに出会う時ありますよね〜。
このミックスはそんなふうに思えたものを数曲取り入れて作っています。だから結局のところ「これは絶対外せない」という曲が先行して、他はある程度合わせにいった結果、自分的にはこんなミックス作るはずもなかった!!っていうような「あまーーーーーーい」って感じのミックスになってしまいました。
でも最近のあまり何も気にすることなく遊べない状況のなかで、暮らしに音楽でちょっとした彩りを感じてもらえたらなぁという気持ちで「生活に砂糖をサッと一杯加えたような」的なニュアンスのタイトルにしました。笑

なんだかんだでここ最近の日本のミュージックシーンを表す感じになったので、それはそれでよかったかなと思っています。
解説?説明?しがいもあるしね。

このミックスはJpopなのもあって、比較的シンプルに繋いでます。すごくプレイリスト的になっちゃったなぁとは思うんだけど、まぁこれはこれで良いのかもしれない。ちなみに一発録りです!基本カットイン多用してるんだけど、ミスると「ん、…はい。」ってなるから1番緊張しちゃうんだよね。

録音後に再度マスタリングを行っているので、音的にも良い感じに仕上がってると思います。是非、お聴き頂けたら嬉しいです。

1:「秘密」Maica_n
さて一曲目。2019年6月にリリースされたMaica_nさんの代表曲。この曲がリリースされた時、彼女はなんと19歳!イントロのキーボードと中性的な歌声が印象的で、歌詞も相まってすごくエモーショナル。感受性豊かな表現と、世界観が美しい。ゆっくりと音楽の世界に入ってもらおうと思いこの曲を一曲目とした。

2:「何なんw」 藤井 風
一曲目の「秘密」の終わりに、この曲のイントロのギターフレーズと同じものが微かに聞こえるような気がしていて二曲目に持ってきた。(誰かこの気持ちわかってほしい。)コード進行同じだしね、脳内再生かもしれない。
「何なんw」は藤井 風さんを一躍有名にした一曲。2020年1月リリース。今で超がつく人気っぷりな風さん。僕は三年前くらいに偶然YouTubeで東京事変の「丸の内サディスティック」をピアノカバーしているのを見つけ、そのままディグっていたら「アダルトちびまる子さん」の動画を見て「おどるポンポコリンってこんなオシャレになるのね。」と目から鱗な発見をした時の記憶をいまだに覚えてます。イケメンで歌上手くて、ピアノうまくて、センスヤバいってなんなん。めちゃくちゃ憧れるわーって思っていたらデビューしました。(最大限の古参アピール)
で、その彼のデビュー曲がこの「何なんw」。最初ふざけてるのかとおもったタイトルとは裏腹にめちゃくちゃ本格的なR&Bサウンドで超グルーヴィ。丸サと同じJust the two of us進行で、オシャレ感満載にジャズっている。伴奏とメロディのズレが特徴的で独特なリズムを生み出している…しかもボーカルこんな歌い方できるかね…っていう。あまりにもヤバい、ヤバすぎる。本当に何なんwと思ってしまう。天才すぎん??なりたい。僕は藤井風になりたいよ。


ちなみに僕が1番好きな曲は「罪の香り」です。

3:「Plastic City」I Don’t Like Mondays.

4人組ロックバンド、I Don’t Like Mondays.は
キャッチーなメロディと日本語の中に織り交ぜた英語が海外の雰囲気を感じさせる。2021年8月リリースのアルバム『Black Humor』から一曲。「アイロニックなことをポップに歌う」ということが特徴と自分達で語っていて、『Black Humor』もアルバムタイトルの通り、シニカルな表現の曲が多い。
ただ、あんまりこのミックスではシニカルさが合わないかと思ったのと、前の曲が所謂横揺れ系なんだけどテンション上がる感じなので、比較的リラックスして聴けるオシャレ曲、「Plastic City」を選んだ。
シンセの音が都会感を演出していて、素敵なサウンド。

4:「Lonely Boy」Ayumu Imazu

2021年8月にワーナーミュージック・ジャパン内のレーベル・etichettaよりリリースされた「Juice」でメジャーデビューした今津歩。作詞・作曲からダンスの振り付けまで手掛る才能豊かな21歳。
ピアノの重低音が響くシンプルなんだけど頭に残る曲。これからバズりそうな予感がするシンガーソングライター。

5:「東京フラッシュ」 Vaundy

この2019年リリースされた「東京フラッシュ」がヒットして一躍注目を高めたVaundy。インタビューで「J-WAVEとかに流してもらおうというコンセプトのもと、初めて需要と供給を満たそうという動きをして作った曲」と語っていて本当にJ-WAVEで流れるのだからすごい。イントロのシティポップ感とメロウなメロディ。全体的に気怠さと悲しみを感じるところがいい。キックやタンバリンの位置がところどころずれていて、聴く側を飽きさせない構成で面白い。
MVもシンプルな構成なんだけど、お初にお目見えする感じで飽きない。
ちなみに、同じやり方で僕もアレンジで、クラップの位置をずらしたやり方は取り入れてるので聴いてみてください。↓


6:「愛を伝えたいだとか」 あいみょん

2017年5月リリース。言わずと知れた名曲。イントロ打ち込みのビート→クラビネットからの ”健康的な朝だな“ のフレーズがイイよね。MVめっちゃ不健康そうなのに。ポップス調なのにSly & The Family Stone的なファンクさがあって踊れる。これもJust the two of us進行を使っているから耳に引っかかりやすい。
つなぎではイントロをループさせて少し長めに入れてます。
その他のあいみょんおすすめ曲、トオミヨウプロデュースの「スーパーガール」

7:「地球儀(with Vaundy)」 Aimer

2021年4月リリースのVaundyとAimerのデュエット曲。Vaundyが楽曲提供を行っている。Aimerもいまめっちゃ人気らしいけど、暗めな曲が多くて個人的にはあんまり聴かない。でもこの曲は軽快なサウンドが心地良いし、二人の声がうまく混ざり合っていて◎。サビの ”どうしょうなんてmotion” って歌詞はパッと聞いて意味わかるようでわからない、わからないようでわかる、こんなセンスが楽しいよね。
(つなぎミスりました。ごめんなさい。)  

8:「Ginger」 TOMOO

僕イチオシのSSW、TOMOOさんの一曲。2021年8月リリース。まだ世間にバレてない感ありですが、絶対売れるだろうなぁ。
ピアノの高音と、太く強く響くドラムとベースの低音、そして特徴的な低めの安心感のある歌声な見事にマッチした軽快なポップソング。
恋人を茶トラの猫に例えた歌なんですが、ピアノの跳ね方が猫が飛び跳ねている姿のまさにそれ。

実はこの曲を聴いて、このミックス作りたいって思ったんです。エネルギッシュで清々しい気持ちになる。
そしてMVがとても可愛い!
見た目と声のギャップが素敵なので是非。

こちらの曲もおすすめです。
「らしくもなくなっていいでしょう」

9: 「You Make Me Happy」佐藤千亜妃

キノコ帝国(活動休止中)のボーカル、ギターを務めている佐藤千亜妃のソロ。2019年11月リリースの「PLANET」から一曲。ソウル風の明るいポップチューン。あんまり人気ではないけれど、良い曲じゃない?

佐藤千亜妃さんの中では、この曲が有名かなぁと思うので紹介しておきます。

10: 「常夜燈」 PEOPLE 1

「2019年末に活動開始。日本のバンドです。」としかHPに書かれていない詳細不明のバンドPEOPLE 1。2020年9月に発売された優しく穏やかな一曲をチョイス。
世の中の捉え方がネガティブのようなポジティブのような、どこか他人事のような、そんな曖昧さが肩の力を抜いて聞くことができます。絶妙なリズムとスタッカート、ありふれてそうでちょっと違う。
デジタル的にキーを落としたみたいな転調とか、全体的に歪んだ音作りで面白い試みが散りばめられています。
MVのアニメーションがめちゃくちゃ良いのでチェック。
次の曲へのつなぎは、最初すごく不協な響きから少しずつ収束していく感じを楽しんでもらえたら嬉しいな。

11:「レイディ•ブルース」 LUCKY TAPES

2016年7月リリースのアルバム「Cigarette&Alcohol」の一曲。
これまでのLUCKY TAPESってオシャレ系でイージーリスニング的な。こういうの流行ってるよねって感じだったんだけど、このアルバムから歌詞も音楽もキレのある感じに変わった。
この「レイディ•ブルース」もJust the two of us進行を使っている。(このミックス多いですね。笑)
サビのコールアンドレスポンスの手法に面白みがあって、むしろコール側がメインみたいに僕は思ってる。

ちなみに冒頭から “くだらねえよ” のコールの女性の声を聞いただけで大比良瑞希ちゃんだ!って思うこの独特な声。この声が入らなければ、「エグさ」みたいなものは感じ取りにくくなると思うし、LUCKY TAPESにとって瑞希ちゃんは重要な存在だと思う。
そんな大比良瑞希の中で僕が1番好きな曲が「微熱」。すごくドラマティックな展開の曲で最初は幻想的な歌詞、伊藤修平さんのチェロのズ太い音が心地よく響くんだけど、後半からエレクトリック調に変化していく。なんでかわからないんだけど、けして泣ける系の歌詞でもないんだけど涙腺を刺激してくる。

12:「Like it (feat.Rude-α) 」足立 佳奈

2020年2月リリースのアルバム「I」からの一曲。新生代ラッパーRude-αとの自身初のコラボ曲。聴いていて楽しい一曲をチョイス。足立 佳奈は幅広い歌声を持っていて、この曲みたいなハッピーソングも表現できるし、しっとりとしたR&Bテイストのしっとりした曲も歌える。今後も期待のアーティスト。

「ノーメイク」

13:「So Far」 maeshima soshi × kai takahashi × Rin音

2021年1月リリース。maeshima soshiが、LUCKY TAPESのボーカル・Kai Takahashiと代表曲「snow jam」のヒットで話題の新世代ラッパー・Rin音を迎える形で制作した曲。“距離感”をテーマに創作された。Kai Takahashiの歌声とRin音のラップがmaeshima soshiの軽快なダンス・ビートの上で混じり合うポップな作品。
MVのイラストかわいい。

「地球儀 with Vaundy」とかもそうなんだけど、海外のR&B界隈では、コラボ合戦みたいなのがトレンドで、そういう流れが日本にもあるのかな〜と思ってます。

14:「東京マーブル」 にしな

あのYOASOBIの幾田りらちゃんを輩出したアコースティックセッションユニット「ぷらそにか」のメンバーとして活動していたが、2019年8月に卒業。YouTubeでぷらそにかのカバー動画をよく見ていて、声の良さという意味ではダントツで1番素敵だなーと思って卒業後も追いかけていました。川谷絵音がプロデュースした時はおぉ!って思ったんだけど、なかなか彼女の声が活かされている曲がなく。
この「東京マーブル」でやっときた!という感じがしました。楽曲は提供はパソコン音楽クラブ。にしなさんの曲の中では比較的アップテンポでポップス感の強い曲。優しくて切なさとどこか独特の訛りのある声はしっとりしたバラードの方が似合いそうなんだけど、年齢とか含めてこういう曲の方がうまくマッチしているような気がします。


15:「My Girl」Kan sano

2019年5月リリースのアルバム「Ghost Notes」から一曲。
序盤はベットから這い出るように静かに始まるんだけも、ややモタりのあるベース音と躍動的で小気味良いビートがなり、終盤で一気に加速するアレンジがかっこいい。いやぁこの曲は本当良い。
MVの女性は堀北真希の妹。


16:「美しい顔」 土岐 麻子

シティポップの女王土岐 麻子さんの2019年10月リリースされたアルバム「PASSION BLUE」からトオミヨウプロデュースの一曲。ファンキーなベースとギターのカッティングが映える。「100年後の世界の美の価値観」を想い制作された、顔に対する考察と表現の仕方が秀逸。
ドラムには僕の高校の時の同級生SANABAGUN.の沢村一平。嬉しい。